ピアノを一生ものに

 小さい頃に身につけたものって、本当に財産だなぁと思うんです。実際、私自身もこうやって、ピアノ講師の端くれとして成り立たしていただけるのも、小さい頃からずーっとピアノをやってきたからです。

 

 最近は、幼稚園の頃からピアノを始め、やっとこれから!あの曲が弾ける・・・この曲にも挑戦させてあげたい・・・そう思うような小学校高学年にさしかかる4年生や5年生の始め頃でピアノを辞めてしまう方も少なくありません。お稽古事の種類も増え、公立の中学に進む生徒さんでも、小学校高学年になると塾通いが珍しくなくなってきているのも一つの要因かもしれません。でも。。。

 

 できれば中学生まで、せめて小学校の間までは続けてくださったらなぁ・・・と。4年生ぐらいで辞めてしまうと大人になった時には完全に忘れてしまっている可能性が非常に高いです。時間を戻し子供の頃に戻ってもう一度、というわけにはいきません。細々でもいいので、ピアノは続けることが大事!ピアノ習得には、子ども時代は宝物のような貴重な時期、そして思った以上にその貴重な時期はあっという間に過ぎていってしまいます。ピアノの力がしっかりと定着する前に辞めてしまうのは、本当にもったいないことなんです!是非是非、永く続けていってくださいね☆