進度と実力

 本当に寒いですね。。。ピアノを弾く手が冷たくてカチカチ・・・うまく動きません(^^;)

 

さて、今回はピアノの進度について少し。ごく一般的な場合としてです。

 

進み方は一人一人、本当に違います。

小さい頃にスッと進んでいっても、高学年になってゆっくりになるお子さんもいますし、その逆もあります。

違う学年の生徒さんお二人が同じ教材のほぼ同じあたりを弾いていることもあります。

そこだけ聞くと学年が小さい方の生徒さんは進度が速く上手なんだ、という風に思うかもしれませんがそうとは言い切れません。

同じ曲を弾いていても、だいたい弾けていればokとする場合もあれば深く掘り下げて細かく仕上げる場合もあります。

 

早くあの曲が弾きたい、早くこの教本を終わらせたい、と前へ進む気持ちはとても大切ですし大歓迎ですが、

教材の進みだけを気にするのは意味がありません。

他の人と進度を比較することも自分を発奮させるために意識するくらいはいいと思いますが、たとえ同じ本を使っていたとしても、

していることは同じではないのでどちらが進んでいるか単純に比較することなどできないというのが本当のところです。

 

大事なのは本当にその曲を理解して弾けているのか、ということだと思っています。