2月になり、相変わらず寒い日々・・でも日差しが少し強く感じる日もあり。。春はもうすぐ近くまできているのかも(^^)
さて、前回「進度と実力」について書いたので、別の側面からこの話をもう少し。
進度だけを気にしても意味がありませんが、進度を全く気にしなくてもいいということではありません。
昔は中学生になってものんびりピアノを続けている生徒さんも結構いましたが、今のお子さんは本当に忙しいですね。
中学受験をするお子さんが増え、公立の中学校に進まれる方も小学校高学年のころから塾に通うのも珍しくありません。
ピアノを含め、複数の習い事や塾で週の内空いている日が1日か2日だけというようなお子さんも多いです。
小学校高学年になると、学校から帰る時間も遅くなってきます。
中学生ともなると、もう平日にゆっくりピアノを弾く時間はほとんどないと言っていいかもしれません。
さらに部活に入ると土日にも予定が入ります。定期テストも小学校の頃のようなのどかな雰囲気ではありません。
本当は中学生ぐらいから、音がダイナミックになり表現力も増しグッと大人の演奏ができるようになる頃なのですが。。。
小学校低学年の間に種を蒔くように基礎的な力を付け、小学校高学年の間にある程度のところまで曲が進んでいれば
忙しくなってもなんとかピアノを続けていくことができます。
楽譜がすらすら読めること、初見である程度弾ける力をつけておくことはとても大切です。