練習の仕方

 前回に続き、今回は練習の仕方について。

 

練習の仕方は、いろいろと試しながら自分なりのやり方を本人がみつけるまでは、

保護者の方のサポートや声掛けがやはり必要だと思います。

時期や成長に応じて、練習の質や量を変えていくことも必要になってくるでしょう。

 

忙しい毎日の中で、「ピアノを練習する」というのは本当に努力のいることだと思います。

少しでも効果的に練習することができれば続けていける可能性がぐっと高くなります。

 

生徒さんによくこんな例え話をします。

 

「漢字を10回ノートに書きなさいっていう宿題が出て、100回ノートに書いてきたら凄く褒めてもらえるかもしれないね。

でも、もしその漢字を100回間違えて書いてたら?褒めてもらえるかな?間違えて100回も書いたのって逆に叱られてしまうかもしれないよ」

 

ピアノでも、同じようなことが起こります。

「来週までにここ!直してきてね。」と赤や青の印をつけて、連絡ノートにも書いて何度も正しい弾き方を説明して・・・

 

いざ次の週、、、、全く先週の間違いと同じ!という生徒さん、結構います。

これ、本当に1週間の時間がもったいないなぁと思います。

 

「間違いを1回で直してやる~(笑)ぐらいの気持ちで弾いてきてね」とお話ししています。