諦めずに歩んでいったその先に

11月になり朝晩秋めいてきました。枯葉が舞っています。

 

以前、ピアノとは全く関係のないあるブログを読んでいたら、

 

「小さい頃ピアノを習っていたのだけれど、レッスンが嫌で辞めた。

親の希望でやらされていたので、辞めたことに今でも少し罪悪感のような気持ちが残っている。」

 

というような内容の文章に出会ってしまいました。

 

うーん、小さい頃の嫌な思い出の代表が「ピアノのレッスン」。。。まるでトラウマのごとく。

 

もちろん、何をどう感じるかは個人の自由ですが、もう本当に残念というか、悲しいというか。

ピアノのレッスンが嫌だと思われてしまったこと、そして今でもその気持ちが残っているということ。

 

似たような言葉はこれまでも何回も耳にしたり、目にしたりしています。

今、大人の方で昔、だぶん昭和の頃のピアノレッスンをこう思っていた方は結構いるのかもしれません。

 

でも、今はだいぶ違いますよ。教室によっても違いますし、先生によっても大きく違います。

 

ピアノって本当は楽しいものなんですよ。本当に楽しいです!

素敵な、本当に素晴らしい瞬間を味わえるんですよ☆

 

ピアノに出会うすべての子どもにこんな思いはしてほしくないですね。ほんとそう思います。

 

もちろんいつもいつも楽しいことばっかりなどと綺麗ごとを言うつもりはありません。

しんどいことも、悩むことも、苦しいことも、あると思います。

でも、一つ一つ乗り越えていって、少しずつでもゆっくりでも歩んでいったその先に、

 

めちゃくちゃ面白い、楽しい、美しい世界が広がっています!本当です。

 

でも、時間はかかります。すぐにその風景は見られません。

少しずつでもコツコツと諦めずに歩んでいった方だけが見られる風景です。

 

そのことをお伝えできるピアノの先生でありたいなといつも思っています。

続けてきてよかった、やっぱり楽しいと子供たちが確信できるレッスンを、といつも考えています。