6月になりました。
実は5月に予定していた発表会が本当に残念なことに直前で中止という事態になりました。
ありとあらゆることを考え話し合い、準備万端、当日を迎えるだけという時期。
ホールの閉鎖という連絡で中止の決断をせざる負えなくなりました。
3~4か月にも渡って準備し楽しみにしてきた生徒さんや保護者の方には本当に申し訳ない気持ちでした。
誰のせいでもないですが、わずかな時期の差で開催できていたことを考えると正直ガックリくる思いがありました。
とは言え!落ち込んでいる間もなく次回の発表会に向けて既に走り出しています!
生徒さんや保護者の方はご存じないかもしれませんが、大きなホールの予約は約1年前なのです。
公的なホールなので抽選があり、人気の希望日は予約をとるのも大変という状況です。
次回の発表会は絶対に開催したいです!
ということで、バタバタとしていた5月。
日々忙しくピアノや音楽に気持ちを向ける余裕がない時期が来ることもあるでしょう。
私自身もいつもいつも元気満々とはもちろんいきません。
でも、諦めず頑張っていきたいと思っています。
話はかわりますが、ずっと気になっていることがあります。
ピアノを習い始めてわずかな年数で「練習しないし辞めさせます」とか、
最初からピアノは小学生までと決めてらっしゃるような場合が多くなってきたのかなと感じています。
ピアノが弾けるようになった方はどんな時期も諦めずにコツコツと歩んできた方です。
発表会やコンサートなど人前で披露するときは華やかなピアノ演奏ですが、本当にそれは一瞬の輝き。
それ以外のほとんどは地味に延々と自分と向き合う時間がずっと続いていくというのがピアノ上達の過程なのです。
ピアノの世界で2~3年というのはまだ始まったばかりの時期ということです。
まだまだこれから、ということなのです。
「自分にはできない」「うちの子には無理」とすぐに思わず少しでも続けていってみてはどうでしょうか。
一日にすればわずかな練習時間でも10年もすれば凄い膨大な時間になりますよ☆
ぜひそういう考え方も参考になさってみてくださいね。