最近ふと気づいたことがあります。
ご自分やお子さまにあったピアノ教室をお探しの方に参考になるかなと思い書いてみますね。
若かりし独身の頃に約10年、今の場所になって約18年ピアノを教えてきたわけですが、
ずいぶんとご入会くださる生徒さんや保護者の方の傾向が変わったなということです。
きっとそれは私の年齢だけでなく、ピアノ指導者としての経験やスキルが上がったからだと思います。
自分で言うのもなんですが。
教え始めてまもない20代の若かった私は元気いっぱい。エネルギーもいっぱい。
どうしたたら生徒さんが上達できるのか手探りしつつ指導方法の勉強と目まぐるしい研修の日々。
自分の演奏力の向上のための勉強、グレードの取得など、もうそれはそれは忙しく。
若さの勢いで駆け抜けました!
「先生に教えてもらえてよかったです」と言ってくださった方。
出産で一旦ピアノ指導を休止する際には、
「先生、また復帰してくださるんでしょ?」と。
「この子が先生に教えてもらえないなら辞めるっていうんです。」と言ってくださる保護者の方も。
ありがたかったですね。そんなふうに言ってくださって嬉しかったです。
その頃の生徒さん、保護者の皆様、本当に感謝です。
でも今振り返ってみると、若さの良い所はたくさんありましたが、
ピアノ指導のスキルはまだまだだったなぁと思います。
ピアノ指導の道筋というか、先を見据えて逆算する力というか、
言葉で表現するのが難しいのですが。
今なら1度演奏を聴かせてもらえればほとんど瞬間的にわかってしまいます。
現在の状況が続けば、この生徒さんは何年後かにはどれくらい弾ける状態なのか。
何が問題点なのか、ではどのようにそれを解決していくのがよいのか。
いつ頃までにどのようなことをマスターしておくほうがよいのか。
全てではないにしろ、今ならかなりの部分で確信をもって道筋が見えます。
若い頃はそこまではわかっていなかったというのが本音です。
ピアノ指導のスキルが上がると同時に、
ソナタレベルなどのピアノ経験者の保護者の方のお子さまがご入会されることが多くなりました。
なんと、ありがたいことに音楽短大ピアノ科卒のお母様のお子様もいらっしゃいます。
他教室に通っておられましたが、お子様が上達しないことにすぐにお気づきになり、
体験レッスンを受けて即日入会されました。
すでに7年通ってくださっています。
反対にピアノ未経験の保護者の方のお子様の入会が減ってしまったかもしれません。
私はかなり正直な性格で、
まっすぐ「こうしたほうが上達すると思いますが」と言ってしまうので・・・
怖がられるのかもしれません、苦笑。
それが今の反省ですね、苦笑。
ということで、しっかりピアノが弾けるようになりたい方、
練習しているつもりなのになぜ上達しないのかわからない方、
なんとなくレッスンに通っているけど本当にこれで弾けるようになるのかと不安な方。
体験レッスン受付中です(^^)