医大に合格されました!

昨日、とても嬉しいご連絡をいただきました。

 

わが教室に約10年通ってくださって高3の受験前に卒業された元生徒さんから久しぶりにご連絡が。

 

なんと、見事に!国立の医科大学に合格されたというご報告がありました!

 

レッスン中だったので、電話とメール両方でご連絡くださり、

久しぶりにお声を聴けたのも嬉しく、更に素晴らしい結果にもう本当に嬉しくて嬉しくて。

自分のことではないのに自分のことのように嬉しかったです(^^)。

 

彼女に出会ったのは小2の時。

他教室に通っておられたのですが、ピアノの上達を心配されたお母様と体験にいらっしゃいました。

 

入会後はみるみる上達されていきました。

音楽的センスもとても高く、1伝えれば10理解するような利発なお子様でした。

 

でも、そんな彼女もいつもいつも順調だったわけではなく、

中学受験を控えられた時期はピアノに向かう気持ちはかなり薄れていたように思います。

それでも月2回と回数を減らしつつもピアノも辞めずに続けてくださいました。

 

その後、中高とピアノを続けられショパンやリスト、ドビュッシーなども弾きこなすまでに。

それも何とか弾けているというようなレベルではありません。

十分に音楽的表現を追求し聴く人を魅了するような演奏ができるようになられました。

 

中学受験を前に小4や小5まででピアノを辞める方は多いかと思いますが、

彼女のような凄い方もいらっしゃるのだということをぜひ知っていただきたいです。

 

もちろん、ご本人の能力が高いのでしょう、誰でもできることではないですよ、というのも事実でしょうが、結局どんな時も諦めず地道に努力されてきたからこその「勉強もピアノも」ということもあるのではないでしょうか。

 

素晴らしい結果ばかりに目を奪われそうになるのですが、

もしこれをお読みくださっているピアノを習う生徒さんと保護者の方がいらっしゃるのなら、

ぜひ知っていただきたいと思います。

 

彼女がそこに至るまでの平坦ではなかった長い道のり、小さい頃からの不断の努力、ピアノに向かう真摯な姿勢。

全て私も知っているからこそ、

 

「やっぱりさすがだな。」と。

 

 素晴らしい努力、頑張りに心から賞賛を贈りたいです。

 

お母様はいつもお心遣いいただき、レッスンにも常にご協力くださいました。

本当に感謝しかありません。

ただの習い事のピアノの先生に進路のご報告まで頂いて本当に私は幸せ者だなと。

長くピアノを指導させていただいているとこんな嬉しいご報告をいただける日も来るのだなと感激でした。

 

そして、本当に一番知っていただきたいこと。

 

彼女はピアノが大好きで、楽しんでレッスンに通ってくださっていたということです。