この春から中学生になられた生徒さん。
入会してくださったのは幼稚園の頃ですから、通ってくださってもう7年以上。
小さかった手や体もどんどん大きくなって凄い成長だな~と感嘆します。
ピアノについても積極的にしっかり取り組んでこられて、小6の最後にはショパンの「華麗なる大円舞曲」に挑戦。
本番では最後まで止まることなく表現も考えながら見事弾き切りました。
彼女は公立中学への進学なので、無理なく実力をつけつつも、
小学生のうちになるべく前へ、前へという気持ちでレッスン内容も進めてきました。
中学生になればこれまでのようにゆっくりピアノに向き合う時間はないとわかっていたからです。
中学入学後は運動系の部活に入部されました。
塾にも通っておられます。
もう本当に忙しい。
ここでほとんどの方はピアノは辞めたんだろうと思われたのではないでしょうか?
いえいえ、ピアノ、続けておられます!
ただし、月2回のレッスンに変更しました。
中学生とはいえ、まだまだ成長期ですから本当は月3回以上のレッスンが望ましいですが、やはり無理は禁物。
辞めてしまうよりは月2回、ペースを落としても続けていくことで演奏力は維持されます。
これは大人になった時、振り返ってみてきっと分かることだと思います。
忙しく、体もクタクタだろう彼女。
思うように練習する時間もないことがほとんどでしょう。
でも休まずレッスンに来てくれています。
その気持ちがある限り応援します!
練習できてなくても、とにかくレッスンにはおいでと伝えています。
細々でも続けていくことで見れる、届く世界がありますから。
中学生の時期、可能性がいっぱいで輝いていますね。
ここからが本当のピアノの奥深さ、楽しさに気づいていく時期です。